ブロックダンベルを購入しようか迷っている方へ
ブロックダンベルを使えば、筋トレの効率が上がりさらなる筋肥大が狙えます。
しかし残念なことに、ブロックダンベルにはデメリットが沢山あるのを知っていますか?
今からブロックダンベルが持つデメリットを徹底解説します。
・ブロックダンベル欲しいけど買っていいか心配
・高い買い物だから安心して買いたい
・買って後悔しないか不安
・ブロックダンベルについて詳しく知りたい
上記に当てはまる人は必ず参考になります。
ダンベルを買う場合、デメリットを把握して本当に買っても大丈夫か確認することが重要です。

買ってからデメリットが気になり後悔するなんて絶対に嫌ですよね。
どこよりも分かりやすく解説するのでお付き合いください。
実際に使った時に感じたデメリットをはじめ、使用者の不満の声やレビューの中でも見過ごせないデメリットをまとめて紹介します。ですので信用度はかなり高いと思います。
ブロックダンベルとは

初めにブロックダンベルについて簡単に解説。
ブロックダンベルは四角い形のダンベルで、見た目からブロックダンベル、ブロックタイプの可変式ダンベルと呼ばれています。
※この記事では名称をブロックダンベルで固定します。
以前は種類も少なく値段も高いので、簡単には手を出せないダンベルでした。

少なくとも個人で持っている人はほとんどいなくてジムに置いているだけ。
しかし近年のフィットネスブームにともない、色々な会社から安価に発売され手に入れやすくなった背景があります。
値段の関係から初心者より中級者以上にオススメですが、初心者でも頑張って買うべきメリットの多いダンベルです。
ブロックダンベルには正規品と類似品がある
ブロックダンベルには初期に発売されたパワーブロックというブロックダンベルがあります。
このパワーブロックを正規品と呼び、他のブロックダンベルは類似品と紹介されることが多いです。
パワーブロックの特徴は
・値段が高い
・信頼性が高い
・高耐久で故障が少ない
・高重量、高性能
類似品といわれるダンベルの特徴
・値段が安い
・故障が多い
・耐久性に問題がある商品もある
・様々な種類があり、精査して選ぶ必要がある
ほとんどの人はパワーブロックの類似品を買うことになると思います。
どうしてかというとパワーブロックは片方6万円前後しセットで買えば12万円を超すことに。(41㎏の場合)

さすがにほとんどの人が躊躇してしまう値段ですね。
参考までに下にパワーブロックを張っておきます。
比べて類似品ならセットでも2~3万で買うことが出来ます。

すでにブロックダンベルの購入を決めている人も類似品からの購入を考えているはず。
コストパフォーマンスを考えれば当然かもしれませんね。
類似品を買う場合はしっかりとレビューや特徴を見て、不具合が少なくコスパの良いブロックダンベルを選ぶことが大切です。
ちなみに下のブロックダンベルが類似品とよく言われる商品です。
類似品といわれつつも、値段が安いので売れ筋商品です。
ブロックダンベルのメリットについて
デメリットを紹介する前にブロックダンベルのメリットを簡単に解説します。
ブロックダンベルのメリットは
・転がらない
・高価+おしゃれでモチベーションが上がる
・重量変更が早くて簡単
・オンザニーしやすい
・コンパクトで場所を取らない
・高重量の割にコスパが良い
上記のメリットがあります。
中でも最大のメリットは重量変更が早くて簡単な所です。

ほとんどの人がこのメリットを目的に購入します。
筋トレ中にプレートを変えるストレスをなくして、素早く次の種目に移れるので最初の内は快適さから自然と笑顔になってしまうほどのメリットです。
上記のメリットだけを見れば、プレート式のダンベルよりブロックダンベルが優れているのは間違いありませんね。
※オンザニーとは下の画像のことです。

ブロックダンベルのデメリット10選
それではブロックダンベルのデメリットについて紹介します。
購入後に後悔しない為に、デメリットを許容できるか考えながら読んで下さい。
※以下のデメリットの多くは類似品が持つ問題です。正規品の場合、デメリットがはるかに少なくなります。
デメリット①重さがポンド表記

ブロックダンベルには重さをポンド表記で表しているものがあります。

㎏に慣れている人は戸惑うことに。
海外で作られている商品なので仕方ない部分です。
※パワーブロックはアメリカ発
知らないでポンド表記のブロックダンベルを購入してしまうと焦りますし、不便だと後悔します。
ポンド表記で購入してしまい、使いにくいというレビューもあります。
ポンド表記がイヤという人は、買う前にチェックするのを忘れないようにしましょう。
現在ではkg表記ブロックダンベルが増えているので安心
最近では丁寧に㎏表記しているブロックダンベルも増えています。
新発売のブロックダンベルはほとんどがkg表記に。
不便なポンド表記にしても買う人が少ないのが理由です。

ポンドと㎏の両方が記載されているブロックダンベルも多いです。
しかしだからといって油断しないように。
購入前のチェックは大切です。
ちなみに1ポンドは約454g。
中途半端で分かりにくいですよね。
多くはポンドと㎏の両方が記載されています。
デメリット②ウェイトバーのせいで重心がずれる
「ウェイトバーって何?」となる人が多いと思います。
ウェイトバーとはブロックダンベル本体の下部左右に設置された重りのことです。
下の画像を見ればよく分かります。

この重りのせいで重心が真ん中ではなくなっています。
それによりブロックダンベルを横にする種目
・アールカール
・サイドレイズ
などでは外に引っ張られて前腕が疲れます。
ウェイトバーを抜けばある程度安定しますが、軽くなってしまうデメリットがあります。
ちなみにプレス系などの種目では問題ありません。

プレート式のダンベルに慣れている場合、使いにくいと感じる人も多いです。
使用していれば慣れて気にならなくなるデメリット
しかし使っていれば慣れるという声が多く、このデメリットが理由で使わなくなったという人は少なそう。
最初の違和感さえ乗り越えたら大丈夫だと思います。
初めてブロックダンベルを使う場合は、重心が真ん中にないことを意識して驚かないようにしましょう。
デメリット③カチャカチャと音がなる

ブロックダンベルは使っているとカチャカチャ音が鳴りやすいです。
原因はプレート同士がぶつかるからです。
特に素早い動作のときに音が鳴ります。

ナットをしっかりと締める普通のダンベルでは起きない問題ですね。
ブロックダンベルは構造上、プレートの間に少し隙間ができるので仕方ありません。
・集中できない
・安っぽくてイヤ
という人もいるので気になる人にはデメリットかと思います。
特に安さを売りにしている作りの甘いブロックダンベルは音が鳴りやすいです。
せっかく買うなら安っぽいのはイヤという人も多いはず。
そんな人はレビューを確認しつつ最安値を避けて、少しいいブロックダンベルを購入しましょう。
デメリット④ストッパーが邪魔に感じる
ブロックダンベルのストッパーはプレートを固定するために使う重要パーツです。
ストッパーがなければプレートが地面に落ちてしまうので、ブロックダンベルが使い物になりません。
しかしこのストッパーが意外と曲者で、邪魔に感じることも。
ブロックダンベルの横から刺してプレートを固定するのですが、ストッパー自体を固定するものがありません。
反対から飛び出しているストッパーを押し込めば抜けることがあります。
サイドレイズをしていたら太ももにストッパーが当たって抜けてしまい、プレートが落ちてきたなんてことも起こりえます。
その場合、足のの指を骨折なんて事態にも。
滅多にないことですが、ありえないことではないので注意しましょう。

誰だって怪我はしたくないはずです。
商品によっては抜けにくい工夫がされているものもあるので、少し値段が高くてもそちらを購入するのがオススメです。
ストッパーの状態には要注意
ブロックダンベルのストッパーは使用頻度が高く故障しやすいです。
経年劣化から曲がってしまい、使いづらくなったという報告はよく聞きます。
上位のAmazonレビューでは、筋トレ中にストッパーが壊れて怪我をしたなんて報告もあります。
下はそのレビューです。
ほぼ毎日使用して5ヶ月目です。
使用中少しバランスを崩した拍子に支えのプラスチック部分が真っ二つになりました。
毎日の差し替え作業はあるものの無理な使い方はしてはいない筈です。実害は打ち身に加え、壁が凹みました。
使い勝手が良かっただけにとても残念です。
amazonブロックダンベルのレビューより抜粋
このレビューには傷ついた壁やあざになっている腕の画像も一緒に合ったので、信用度はかなり高いです。

ストッパーの状態には充分注意しましょう。
故障が怖いという人は作りがしっかりとしたものを購入し、メンテナンスを欠かさないことです。
デメリット⑤やりづらい種目がある
ブロックダンベルはその形から一部やりづらい種目があります。
それは
などが当てはまります。
参考にダンベルプルオーバーの動画を張っておきます。
上記の種目は全てダンベルを縦にする種目です。

つまりブロックダンベルは縦にして使うことに向いていません。
買って後悔しそうならダイヤル式のアジャスタブルダンベルを検討
慣れた種目が出来ないというのは大きなデメリットです。

違う種目を1から習熟する手間を考えると、テンションが下がりますよね。
もし上記のどれかをメインの種目にしているならブロックダンベルの購入を見送りましょう。
無理にブロックダンベルにこだわる必要はありません。
ダイヤル式のアジャスタブルダンベルにした方がメリットが大きいです。
機能は同じなのでアジャスタブルダンベルを候補にするか考えてみて下さい。
ブロックダンベルにこだわりすぎる理由はないはずです。

デメリット⑥細かな重量変更が面倒
ブロックダンベルは1kg単位での重量変更が面倒です。

「素早い変更が出来るって聞いているのにどうして?」となるはず。
40㎏のブロックダンベルを例に説明します。
40㎏になると重量を27段階変更が出来る書かれています。
大体1~1,5㎏刻みで変更できるということですね。
しかし1㎏刻みで重さを変更する場合、プレートではなく2本のウェイトバーを変えることになります。
※ウェイトバーは1本約1㎏
ストッパーを使ったプレート変更だと1つ4㎏になるので細かい調整が出来ません。
ウェイトバーの調整には
1,1度プレートをすべて外す
2,本体のウェイトバーを取り出す
3,ダンベルをプレートに戻す
という作業を行わないといけません。
これが意外と面倒です。

ワンタッチで簡単に重量変更出来ないのでストレスになる人もいるはず。
特に1~2㎏刻みでドロップセットを行いたい人には大きなデメリットだと思います。
ワンタッチで即座に変更できる重量は4㎏刻み
実際、ワンタッチでの重量変更は4㎏刻みで9段階です。(41㎏の場合)
27段階を素早く変更できると考えている人はがっかりすることに。

それでもプレート式よりは圧倒的に重量変更が楽ですが…
このデメリットは購入前にブロックダンベルの機能をしっかりと把握していれば、がっかりすることはありません。
過剰な期待だけ膨らましての購入には注意して下さい。
デメリット⑦手首周りの保護バーが邪魔

サイドレイズを行う時、手首周りの保護バーを邪魔に感じます。
長時間の使っていると、手首がこすれて痛くなるので注意して下さい。
他サイトのレビューでもバーが邪魔という声をよく聞きます。
※他の種目で邪魔に感じることはありません。

サイドレイズを行うたびに手首が痛くなっていてはストレスが溜まります。
しかし、サイドレイズは肩を鍛えるもっとも代表的なメニューなので外せません。
商品によってはバーとの幅が広く確保されているものもあります。

また、リストラップやトレーニンググローブを使えば痛くなりません。
トレーニンググローブは安く購入でき、筋トレの効率を上げるアイテムです。
充実した筋トレライフを送るために1組もっておくと便利ですよ。
デメリット⑧グリップの空間が狭くてパワーグリップが使いにくい
ブロックダンベルはグリップの左右の空間が狭いです。
左右に保護バーやプレートやストッパーがあるため仕方ありません。
なのでパワーグリップを巻く空間がなくて苦労します。
※パワーグリップを知らない人のために下にリンクを貼っておきます。

巻けないほど狭くはありませんが不便という感じ。
他サイトやレビューでも巻きにくいという声が多いです。
毎回、狭い空間に苦労しながら巻くのはストレスが溜まります。
初めてパワーグリップを巻こうとして苦労したら「これから毎回面倒だな…」と買ったことを後悔するのは間違いありません。
特に高重量を扱う場合、パワーグリップの重要性が高まります。
そしてブロックダンベルは高重量を扱うことが多いため、大きなデメリットといえますね。

パワーグリップを使わない人にとっては問題なしだと思います。
しかし高価なパワーグリップを持っていて愛用しているという人は、ダイヤル式のアジャスタブルダンベルにした方がメリットが多いです。
デメリット⑨周りのメッキがはがれる

周りのメッキがはがれるデメリットは一部の類似品で指摘されている問題です。
※正規品ではほとんどありません。
少しくらいならデメリットに入れることでもないのですが、一部のブロックダンベルでは無視できないほどポロポロはがれます。
最終的にはメッキが全部剥がれ落ちているブロックダンベルを見ました。

使うたびに外装がはがれて、しょぼくなっていくのはイヤですよね。
掃除も面倒ですし、安物感が半端ないです。
大切に使いたい人にとって、ボロくなっていくのは大きなストレスになるはずです。
メッキ問題は安価なブロックダンベルほど注意が必要
この問題は値段が安い物ほど注意しないといけません。

コストを落とすためとは思えば仕方がないことかも…
別に機能が低下するわけではないので気にならないという人も多いと思います。
使えれば十分という人はデメリットになりませんね。
しかし、ここまで読んで嫌だなと感じた人もいるはずです。
その人は最安値の商品は避けるようにしましょう。

安かろう悪かろうということです。
正規品とはいかないまでも中品質くらいのブロックダンベルを狙うと安心です。
デメリット⑩グリップが緩みやすい
ブロックダンベルは使用しているとグリップが緩んできます。
※一部の類似品だけ
半年から1年ほどで緩んできたという報告が多いです。
普通のダンベルと違い、構造が複雑なので仕方がない部分です。
どんなものでもシンプルで単純な方が故障しにくいですよね。
グリップが緩んできたら素早く締め直す
グリップが緩んできたらサイドにあるネジを締め直しましょう。
それだけで問題が解決します。
放置していると故障の原因に。
また単純にグリップが緩いと使いづらいです。
これはすぐに対処すれば大したことのないデメリットですね。

焦って不良品だと慌てないようにしましょう。
このデメリットも安価な類似品に多いデメリットです。

これでブロックダンベルのデメリットは終了
以上でブロックダンベルのデメリットは終わりです。
最後にここまでで紹介したことを踏まえて厳選したオススメのブロックダンベルを紹介します。

購入の参考にして下さい。
きっと満足のいくブロックダンベルに出会えるはずです。
オススメのブロックダンベル
現在、発売されている中でオススメのブロックダンベルを2つ紹介します。
※どちらも類似品です。
それでは1つ目から
①MOJEER ブロックダンベル

MOJEERはコスパの良い筋トレ器具を多数販売している信頼性の高いメーカーです。

知っている人も多いはず。
MOJEERのブロックダンベルの1番の魅力はコスパの良さ。
他の類似品に比べて値段が安いのにデメリットも少なく、評価も高いです。
amazonで40,5㎏2セットが約3万4000円で購入できます。
1つあたり1万7000円。
普通のダンベルを買うより圧倒的にコスパがいいのは間違いありません。

MOJEERのブロックダンベルを知ってしまえば、上記のダンベルを買うのが馬鹿らしくなります。
特にこだわりがなく、コスパの良いブロックダンベルが欲しいという人にドンピシャです。
自宅用のダンベルでは最高レベルで弱点がありません。
これ以上コスパのいいブロックダンベルは見つからないと思います。
②FIELDOOR ブロックダンベル

2つ目はFIELDOOR(フィールドア)のブロックダンベル。
このブロックダンベルの魅力は弱点のなさです。
・安全設計
・高コスパ
・信頼性
・kg表記
・グリップの握りやすさ
・頑丈設計
といいころをを探せばいくらでも出てきます。
他社と比べても圧倒的に優れています。

購入して機能面で後悔するということがありません。
amazonレビューでは240件を超え、星4,4と高い評価を獲得しているので信頼性抜群です。
値段は40,5㎏2セットで約4万。
正規品の3分の1の値段です。
また1個だけや22㎏からの購入もでき、選択肢が多いのも魅力。
性能の高さから買って後悔しないブロックダンベルです。
本気で体を鍛えたい人にオススメで、これ以上の満足感のあるダンベルはないと思います。
ブロックダンベルのデメリットまとめ
今回はブロックダンベルのデメリットを紹介しました。
高い買い物に案るのでデメリットを知りたい人が多いはずと思いこの記事を執筆しました
参考になれば幸いです。
個人の考えですが、これからの自宅用のダンベルはブロックダンベルやダイヤル式のダンベルが主流になるのではと考えています。
便利さはもちろん、問題であった値段もどんどん安くなっっているからです。
このまま値段が下がり続ければ「普通のダンベルが淘汰されるのでは…」と思うくらい値段が下がっています。
この機会にブロックダンベルの購入を考えて見て下さい。
オススメしたブロックダンベルなら後悔しないはずです。
それではまたどこかでお会いしましょう。
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