食事制限や運動を頑張っているのに体重が落ちなくて悩んだことはありませんか?
上手く体重が落ちないのは食事に原因があることが多いです。
頑張って食事制限しているつもりでもNG食材を食べているせいで体重減少の邪魔をしているなんてこともあります。身近な食べ物にもNG食材は多いので気をつけないといけません。
今回は
ダイエット中は注意が必要であったり、出来れば食べない方がいいNGな食べ物を紹介していきたいと思います。
ダイエット中は出来るだけ自然な食べ物を食べよう

ダイエット中は自然に近いものを食べるようにしましょう。
自然に近いとはご飯なら脱穀されていない玄米、お肉ならハムやベーコンなど加工されていないそのままのお肉を、勿論お菓子は加工され過ぎているので要注意です。
なぜ加工食品がダイエットに向いていないのかというと、塩分や糖分を過剰に加えて味を整えており、自然食品よりもカロリーが高いものが多いからです。
また、美味しいので癖になってしまいダイエット食が物足りなくなるなどダイエットにいい影響を与えません。
レトルト食品やカップラーメンがダイエットに良くないのは考えなくても分かりますよね。
近年、加工食品の食べ過ぎは生活習慣病を招く大きな原因になっているので気を付けましょう。
健康にも良くないので加工食品を食べ過ぎないようにしましょう。そしてダイエット中は当然ですが加工食品を控え、自然由来のものを積極的に食べるようにして下さい。
ダイエット中のNG食材の特徴

ダイエット中は炭水化物と脂質に注意しないといけません。
まず炭水化物を食べ過ぎれば以下のデメリットが発生します。
そして脂質は他の栄養素よりもカロリーが高いので少量でも高カロリーになりがちです。
なので、ダイエット中は炭水化物や脂質の食べ過ぎに注意することが重要になってきます。
そしてNG食材の特徴を説明すると
上記の条件を満たしているNG食材を今から紹介していきます。
意外と食べてしまっているNG食材も多いと思うので、注意点や食べる時のポイントを読んで安全に食べるようにして下さい。
ダイエット中は要注意なNG食材(食べ物)
ダイエットNG食材①白米

白米は食べてはいけないというより量や食べ方に注意が必要な食べ物です。
白米はGI値が高いので食べ過ぎれば血糖値を急上昇させ、脂肪を付きやすくさせます。
食物繊維もほとんど含まれていません。
ダイエット中は普段よりも量を減らすか、野菜の後に食べれば血糖値の上昇を押さえることが出来ます。
ダイエット中は食物繊維やビタミンが豊富な玄米やもち麦、黒米などに置き換えれば体重の減少に効果的です。
お米は日本人にとって欠かせない食べ物です。
白米を食べないというのは難しいと思うので量や食べ方に注意し、出来れば雑穀米などに置き換えるようにしましょう。
1日の摂取カロリーの50~65%を炭水化物から摂取すると言われています。過剰に摂取しやすい栄養素なので、上手くコントロールできればダイエット成功に大きく近づきます。
ダイエットNG食材②食パン

食パンは簡単に調理でき値段も安いので朝食などで活躍しますが、実は白米よりも血糖値を上げやすく注意が必要な食べ物です。
食パンは柔らかく食べやすいので少量では中々満足感を得られません。
なので自然と量が多くなってしまいます。
また、味付けとしてチーズやマヨネーズ、蜂蜜、練乳などは高脂質、高糖質です。これらはダイエットには向いていないので気を付けましょう。
ダイエット中に食べる時の注意点やポイント
もし食パンをダイエット中に食べるなら全粒粉の食パンがオススメです。
食物繊維が豊富なので血糖値を上げにくく、腸内環境を改善してくれます。
他にも副菜であるサラダやみそ汁などを用意して食物繊維やビタミン、ミネラルを摂取して下さい。そしてタンパク源である主菜を用意してバランスの良い食事を送りましょう。
食パンは5枚切りだと1枚190kcal、6枚切りでは1枚158kcalとなります。男性なら消費カロリーが多いので5枚きりでもいいですが、女性は6枚切りにしておきましょう。そして食べる枚数は1食で1枚です。2枚では炭水化物の摂りすぎなので気を付けて下さい。
ダイエットNG食材③ソーセージ

ソーセージは1本56kcalとなり、脂質の割合が多い食べ物です。
脂質の摂りすぎはダイエットではNG行為なので気を付けないといけない食材になります。
ソーセージは食べやすいように加工されているので、自然と食べる本数が多くなりがちです。
1食で5本や6本も食べると約330kcalになってしまい痩せることが難しくなります。でも2,3本では中々満足できませんよね。
総合的に考えてダイエット中のおかずには向いていません。
味も濃いのでソーセージに慣れてしまうとダイエット食が不満になってしまい、太りやすい加工食品ばかり食べたくなってしまう危険性があります。
ソーセージを食べたいならおやつに2,3本を時々食べるくらいが丁度いいです。
ダイエットNG食材④ベーコン

ベーコンは100g405kcalとかなり高カロリーで、脂質の割合が非常に高い食べ物です。
ベーコンは豚バラ肉から出来ていて、豚バラは脂質が非常に高い部分です。
そこに塩分などを多量に加えて加工するので近年では健康に問題のある食べ物としても注目されています。
少量を食べるのであれば太ることはありませんが、脂質が多く味が濃いとダイエットにはNGな特徴をしっかりと押さえています。定番の目玉焼きの横に添えたりすれば卵の脂質と合わせてかなりの高脂質になるので食べ合わせに注意もしないといけません。
ダイエット中に食べるなら少量にして、他の食べ物は脂質が少ないものを選んだ食べ合わせにしましょう。
ダイエットNG食材⑤冷凍食品

冷凍食品は物にもよりますが基本的にダイエットに向いていません。
長期保存出来てすぐに食べることが出来るためどこの家にも必ず置いてある冷凍食品は、美味しくするために味が濃く、脂質が高めです。
また、栄養素から見ても食物繊維やビタミン、ミネラルが少ないので冷凍食品だけでは栄養不足になってしまいます。
特に最近はレパートリーが増え1食で700kcalを超えるような食品もあります。(ピザ類、担々麺、炒飯など)当たり前ですが、これらを食べていたら痩せることはないので、気を付けましょう。
ダイエット中に食べる時の注意点やポイント
ダイエット中に冷凍食品を食べるなら野菜を用意すること。
そして、無理に全部を食べきらないようにすることです。
味の素の冷凍餃子屋は1つ45kcalで12個入っています。全部食べてしまうと540kcalなり、おかずにするには高カロリーすぎます。食べる量を半分にするなどしてカロリーを調整すれば、おかずにしても大丈夫です。
冷凍食品に頼り切った食生活は生活習慣病を招きます。ダイエットの成功率を上げたいなら冷凍食品はあまり活用しない方がよさそうです。忙しい時以外は自分で調理しましょう。
ダイエットNG食材⑥ファーストフード(マクドナルド、モスバーガーなど)

ダイエット中はファーストフードでの食事は控えるようにしましょう。
フライドポテトは脂質の塊なので確実にNGです。
バーガー類も食べやすく味が濃い、野菜が少ない、脂質が高いなどダイエットに向いていない特徴をしっかりと押さえています。
NGな特徴を上げていくとファーストフードの大半のものがNG食材となってしまうので、やはりダイエット中の食べ物としてはオススメ出来ません。
マクドナルドのハンバーガーはカロリーの高いものが多く、1つ500kcalを超えるものも沢山あります。また1つだけでは満足しにくいですし、我慢できたとしても栄養バランスが悪いので良くありません。
マクドナルドによれば気が緩んで少し多めに買い込むことが多く、そんなことでは痩せることが難しいのでダイエット中は我慢しましょう。
ダイエット中に食べる時の注意点やポイント
ダイエット中にどうしてもハンバーガーが食べたくなったら、比較的にカロリーの低いバーガーを選んでください。
そして副菜としてサラダを添えて栄養のバランスを整えましょう。
ハンバーガー単品だけの食事はカロリーを抑えることが出来ますが健康によくありません。
上記のバーガー類は比較的に低カロリーです。
1食のカロリー上限は人によって様々なので、上限に収まるようにしっかりと考えて食べるようにして下さい。
ダイエットNG食材⑦丼もの(吉野家、松屋、すき家)

丼ものはカロリーが高めなのでダイエット中は気を付けて下さい。
家でカロリーに気を使いながら作れば問題ありませんが、基本的には吉野家、松屋などで買ってくるのが多いと思います。
吉野家の場合、並盛で635kcalとなっており大盛りなら846kcalとかなり高カロリーなのが分かります。そこにネギだくや肉だくなどトッピングを加えればさらにカロリーが高くなるので、ダイエット中は控えるのが賢い選択です。
特盛や超特盛は1000kcalを余裕で超えるのでダイエット中は絶対に食べれません。
美味しくてすぐに買えるので利用する人が多いですが、気をつけないとあっという間に太ってしまいそうですね。
ダイエット中に食べる時の注意点やポイント
ダイエット中に牛丼が食べたくなったときは小盛を選んでください。
・牛丼、小盛(488kcal)
・豚丼、小盛(457kcal)
このカロリーなら許容内なので大丈夫です。そして牛丼は野菜が少なく食物繊維が入っていません。なので、副菜であるサラダやみそ汁を添えて栄養バランスを整えて下さい。基本的にダイエット中に食べれるのは並盛まで。大盛りからはカロリーが高すぎるので我慢しましょう。
ダイエットNG食材⑧カレーライス

カレーは炭水化物と脂質が高く、1食が高カロリーになりがちな食べ物です。
カレールーの30~40%は脂質で出来ています。
なので、想像以上にカロリーが高くなってしまいます。
またご飯との相性が非常によく、自然と食が進んでしまうのでダイエット中は気をつけないとあっという間にカロリーオーバーすることになるので注意しましょう。
高炭水化物、高脂質な食べ物なので普段のような食べ方をしていれば痩せることは出来ません。
ダイエット中は違う食べ物を食べたほうが安全と言えます。
ダイエット中に食べる時の注意点やポイント
ダイエット中にカレーを食べたいならご飯を野菜に置き換えるようにしましょう。
置き換えるのにオススメの野菜は
・カリフラワー
・ブロッコリー
・茹でキャベツ
・千切りのレタス
などになります。
ご飯を野菜に替えることによってカロリーカットと栄養を整えることが出来るので、安全なダイエット食になります。カレー好きな人は試してみて下さい。
ダイエット中にカレーを食べる時は手作りがオススメです。coco壱のメニューでは1番低いカレーでも720kcalとなっており、かなり高カロリーです。1000kcalを超えるカレーも沢山あるので手作りの方が安全に食べることが出来ます。
ダイエットNG食材⑨ナッツ類

ナッツ類はダイエット中にオススメのおやつとして有名ですが、気をつけないとダイエットを台無しにしてしまうくらい高カロリーな食べ物です。
アーモンド、カシューナッツ、くるみ、ピスタチオなど代表的なナッツ類の平均カロリーは100g600kcalです。
ご飯100gが168kcalとなるので、いかに高カロリーか分かりますよね。食べる量に気を付けないとダイエットどころではなくなってしまうほどです。
ただ、ナッツ類は「不飽和脂肪酸」という良質な脂肪酸で構成されています。
この脂肪酸は「脂肪を燃焼させたり脂肪をつきにくくする効果」があります。この効果がナッツ類がダイエットにオススメされている理由です。ただそのせいで食べれば痩せられると勘違いしてナッツを必要以上に食べてしまう人が多いので注意して食べないといけません。
ナッツ類は非常に高カロリーだということを忘れないで下さい。
ダイエットで食べる時の注意点やポイント
ナッツ類をダイエット中に食べる場合、量の調整が必要不可欠です。
おやつとして食べる場合1食200kcalまでとするのが一般的です。くるみに当てはめると1粒27kcalなので7~8粒ということになります。勿論、自然なままの状態で砂糖などを加えられたものはNGです。
量を守って食べればダイエットに効果的なので、食べ過ぎに注意して必要な分だけ食べるようにして下さい。
ナッツ類は無理して毎日食べる必要はありません。数日に1回おやつとして食べるほうが続きやすいです。ダイエット効果が期待できる食べ物なので、量に注意しながら取り入れてみて下さい。
ダイエットNG食材⑩人口甘味料入りの飲み物

コーラやサイダー、ファンタ類はダイエット中は出来るだけ控えるべき飲み物です。
500mlのコーラには角砂糖が17個、ファンタグレープにも17個、カルピスには16個、CCレモンには17個と1日の砂糖の推奨摂取量を軽く超えています。
人口甘味料入りの飲み物は水に大量の砂糖を溶かし込んでいます。
ダイエット中は不必要な砂糖などは控えないといけないのに飲み物から砂糖を大量に摂取していては痩せることが難しいです。本気で痩せたいならダイエット中は我慢して水かお茶を飲みましょう。
ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツ飲料にも砂糖は沢山使用されています。ダイエット中はスポーツ飲料も控えるようにしましょう。
ダイエット中に飲むときの注意点やポイント
ダイエット中にどうしても炭酸飲料が飲みたくなればカロリーゼロや特保のものを飲みましょう。
カロリーがほんとどないので太る心配はありません。
ただ飲みすぎれば舌が甘いものを欲しがるようになってしまうので頻繁に飲むのは控えましょう。

NG食材だけでなくNG行動にも気を付ける

体重が落ちないのはNG食材以外にもNG行動の可能性が大きいです。今からダイエット中に絶対にやってはいけないNG行動を紹介するので自分に当てはめてみて下さい。
ダイエットNG行動①1日3食を食べていない
1日の食事が2食になってしまうと低血糖や代謝の低下など様々なデメリットが発生します。
朝、胃もたれして昼と夜の2食になっている人がいますが原因は夜に食事にあります。油っぽいものを寝る前に食べてしまうと確実に胃もたれになって朝食が食べれません。1日2食にしてしまうと1食のボリュームが多くなって脂肪が付きやすくなるだけです。バランスよく3食食べるようにしましょう。
ダイエットNG行動②生活が不規則になっている
不規則な生活を送っている人は痩せることが出来ません。寝る時間が安定していないと食事の調整が難しくなります。1食のボリュームが滅茶苦茶になったり夜にお腹が空いて過食してしまうなど様々な問題が発生します。自己管理が出来ない人に食事管理が出来るはずないので、規則正しい生活はダイエットをする上では絶対条件です。
ダイエットNG行動③睡眠時間が少ない
睡眠時間が短いとストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。このホルモンは大量に放出されると脂肪が燃えにくくなり代謝が低下してしまいます。また寝不足は集中力の低下やイライラ、甘いものが欲しくなるなどダイエットに悪影響なので十分な睡眠を心がけましょう。質の良い睡眠は不安な気持ちや悩みを吹き飛ばしてくれます。

ダイエットNG行動④ストレスを溜め込んでいる
ダイエットをしていればストレスは必ず溜まります。そんな時、仕事や人間関係でもストレスが溜まってしまえばダイエットどころではなくなってしまいます。ダイエットに集中できるようにストレスになりそうなことは解決しておくこと。そしてダイエットで溜まったストレスはこまめに発散するようにしていればダイエット成功に大きく近づきます。
ダイエットNG行動⑤食事の管理が出来ていない
適切な食事管理が出来ていないと痩せることは出来ません。最低でも摂取カロリーと消費カロリーを考えて1日のカロリーをマイナスカロリーにしないといけないので、最低限の食事の管理が必要です。大雑把な食調整で普段よりも少なくしていればいいだろうと考えていれば栄養が偏ったり、意外とカロリーがあったりと様々な問題が発生します。ダイエット中は食事の管理を徹底して大雑把にならないようにしましょう。

NG食材は絶対に食べてはいけない(駄目な)わけではない

NG食材を色々と説明してきましたがダイエット中に絶対食べてはいけないという訳ではありません。
NG食材の特徴である高炭水化物、高脂質のため頻繁に食べたり量を食べることは出来ませんが副菜を準備して適切なボリュームにすれば食べることは可能です。
ですが頻繁にNG食材を食べてしまうとどうしても栄養が偏ったりするので、適度にダイエット食を挟むことが大切です。
ただ、NG食材というだけありダイエットには向いていないので普段は食べないようにして、どうしても食べたくなった時だけ食べるようにして下さい。我慢できるなら食べないに越したことはありません。頻繁にNG食材を食べていれば気が緩んでしまう危険性があります。
ダイエット中は自制心が大切です。
お菓子や揚げ物など美味しいものを食べたいと思っている人はダイエットに成功しません。しっかりと気持ちを引き締めて美味しいものよりも痩せたいという考えを中心にして生活して下さい。

痩せる食べ物ランキング
ダイエット中に食べてはいけない食べ物、ダイエットNG食材まとめ
今回はダイエット中のNG食材について紹介しました。
ダイエットをしていれば体重が落ちなくて悩むときが必ずあると思います。何が原因か分からなくてダイエットを辞めてしまう人も多いですが1度立ち止まって自分が食べているものや行動について考えてみて下さい。
食べ過ぎであったり食べているものが悪かったりと原因が見つかればすぐに修正すれば大丈夫です。どうしても原因が分からないという時は思いっきり休んで元気が出たら頑張ってみましょう。体重が落ちない原因はほとんどが食事にあるのでNG食材を食べていないかチェックして食事の内容を見直してみて下さい。
最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございます。またどこかでお会いしましょう。
コメント